2014年のゆるキャラグランプリで優勝したぐんまちゃんが待望のアニメ化されることが決定し発表されました。ぐんまちゃん人気に期待する一方で制作会社・声優・費用など気になることももりだくさん。ぐんまちゃんアニメ化の経緯や理由、期待する効果について書きます。
目次
ぐんまちゃんアニメ化の経緯と理由
ぐんまちゃんは2014年のゆるキャラグランプリで優勝しました。群馬県は県のホームページにぐんまちゃんモードを作ったり、各種広報にぐんまちゃんを印刷したり、ぐんまちゃんTV(令和2年度からyoutubeの群馬県公式チャンネルへ移行)を作ったりするなど、ぐんまちゃんの認知度を上げ、群馬県やぐんまちゃんのイメージを向上させる努力を行ってきました。
このような努力の成果である一方で、これだけの努力を重ねてもという結果でもあるのですが、こちらにも記載したとおり、東京リサーチセンターによるご当地キャラクターの認知度ランキングの結果を見ると、ぐんまちゃんは5位にとどまっています。2020年の認知度は40%でした。上位4つのキャラクターの認知度は60%以上なので、もう少し認知度が上がって欲しいところですね。
山本一太知事も、ぐんまちゃんにはもっと大きな魅力があり、ぐんまちゃんの知名度を50%以上にしたら、どれだけ面白く、どれだけいいかと考えています。ぐんまちゃんの魅力をもっともっと発信するためにぐんまちゃんのアニメ制作をすることとなりました。
ぐんまちゃんアニメ制作会社アセンションと茂木仁史氏
ぐんまちゃんアニメを制作した会社はどこでしょうか?
株式会社アセンションという会社でした。株式会社アセンションは、東京都練馬区関町東1-21-6 センチュリーホーム武蔵関にある会社で、2008年に設立されました。株式会社アセンションの主な作品には、恐竜少女ガウ子、デュエル・マスターズ、LINE TOWN、ONE PIECEエピソードオブルフィハンドアイランドの冒険、キズナ一撃、カラフルがあります。
このように有名な作品を多く手掛けている株式会社アセンションの代表者は茂木仁史氏です。茂木仁史氏といえば、日本有数のアニメプロデューサーのお一人で、数々の作品の制作デスクやプロデューサーをされてきた方です。茂木仁史氏が制作デスクやプロデューサーとして関与されたテレビアニメの一例を挙げると、パーマン、オバケのQ太郎、エスパー魔美、クレヨンしんちゃんなどがあります。茂木仁史氏は多くの子供たち、時に大人たちも魅了してきたアニメ制作に関与されていたことがわかります。
このような茂木仁史氏が代表を務める株式会社アセンションが制作されるアニメぐんまちゃんなので、子供から大人までカワイイぐんまちゃんに癒され、楽しい時間を過ごすことができるような気がしてワクワクしますね。山本一太知事によると令和3年度中のテレビ放映を目指しているとのことです。
ぐんまちゃんアニメの告知動画・予告
ぐんまちゃんアニメの告知動画が公開となりました。この動画には、ぐんまちゃん内田彩さん、小倉唯さんが登場しています。この動画は、この3人がぐんまちゃんの家、電車、学校などを瞬間移動していくもので、電車のつり革広告にぐんまちゃんアニメ化の広告が掲載されています。具体的なアニメの内容や配信方法などの詳細についてはまだわかっていません。
アニメぐんまちゃん予告動画も公開されました。
なるほど、アニメのぐんまちゃんはこんな感じなのですね。
アニメのぐんまちゃんもなかなかカワイイですし、楽しそうですね。
ただ、まだぐんまちゃんアニメの内容はわかりません。
うーん、早く知りたい…。気になります。
ぐんまちゃんアニメ化の紹介動画がメインではなく、ぐんまちゃんお誕生日会の動画ではありますが…。こちらに記載したとおり、2月22日はぐんまちゃんのお誕生日で、2021年2月22日は新型コロナウイルス感染症のために動画でお誕生日会が開催されました。そのお誕生日会の動画の中でぐんまちゃんアニメ化についても触れられています。ここで紹介されているぐんまちゃんアニメの動画は上のものですが、ぐんまちゃんがお誕生日会の時にソワソワしている姿もかわいいです。
ぐんまちゃんアニメの声優は内田彩氏と小倉唯氏?
ぐんまちゃんアニメの告知動画を見る限り、ぐんまちゃんに声優がいるのかが非常に疑問です。ぐんまちゃんアニメの告知動画には内田彩さんと小倉唯さんが登場していますが、内田さんと小倉さんがアニメぐんまちゃんでどのような役で登場するのでしょうか?
ぐんまちゃんの声優として登場するのか?ぐんまちゃんのお友達として登場するのか?ぐんまちゃんの通訳として登場するのか?気になるところで早く知りたいのですが…。
内田彩さんは、うっちーという愛称の声優かつ歌手です。1986年7月23日群馬県太田市生まれで、多くの声優を務める一方で、歌手としても活躍されています。上記ぐんまちゃんのお誕生日会動画の中で新しいぐんまちゃんダンスを披露されていますね。
小倉唯氏は、声優かつ歌手かつ女優です。1995年8月15日(現在の)群馬県みどり市生まれで、多くのアニメやCMの声優を務める一方で、ナレーションや女優などとしても活躍されています。さらに群馬県みどり市の観光大使であるとともに、みどり市東町予選バスのアナウンサーもされています。
このような内田彩さんと小倉唯さんがアニメぐんまちゃんでどのような役割を果たされるのか楽しみです。
ぐんまちゃんアニメ化にかける制作費用と期待する効果
ぐんまちゃんのアニメ化は、ぐんまちゃんのブランド力強化の一環として行われます。山本一太知事が2021年2月8日の臨時記者会見でこのことについて説明されています。
この臨時記者会見動画の21分のところからぐんまちゃんのブランド化についての説明が始まります。この中でぐんまちゃんのアニメ化について、令和3年度中(2021年4月~2022年3月)のテレビ放映を目指すとしています。ぐんまちゃんのアニメ化は、ぐんまちゃんを世界中で認知される人気キャラクターにする目標を達成する手段の1つとなります。アニメぐんまちゃんの制作費用として、1億6328万円の予算が計上されます。(下記は上記緊急記者会見動画の中で、ぐんまちゃんアニメに関する予算が記載された画面のキャプチャーです。)
2020年11月29日の定例会で、山本一太知事は、「ぐんまちゃんの発信力、ぐんまちゃんのPR力というものは、改めて私としても再認識をしていまして、例えば昨日、中国最大のSNS、ユーザー7億人、アクティブユーザー2億人というウェイボーのアカウントフェスティバルに行ってきたんですけれども、そこでもぐんまちゃんは大人気でした。」と発言されています。少なくとも中国においてぐんまちゃんは人気があるとのことですので、是非今回のぐんまちゃんアニメ化により、より多くの世界中の方にぐんまちゃんを知ってもらえるといいですね。そして何よりぐんまちゃんグッズの売上が増え、アニメ制作の費用対効果が高くなることを期待したいところです。